看護師長の引き止めはこうやって回避! 退職の申し出のコツ

引き止め 退職看護師向け

「あなたが辞めたら病棟がまわっていかなくなるわ」や、「ここでもう少し経験を積まないと転職してもやってけないわよ」は引き止めの常套句で、ウマい師長は「あなたのためを思って―」を巧みに使ってきます。

心優しい看護師たちは引き止められて退職をあきらめてしまったり、「どうせ辞められないからー」と、退職の申し出すらできないこともあります。

こうした由々しき現状を何とかしたいと思い、看護師長に向けての渾身のメッセージ記事を書きましたが、いかんせんお忙しい師長さん方にはなかなか届きません。

 

 

ならば全国の悩める看護師に向けて「看護師長の攻略法」を伝授するしかありません。

 

 

充分な準備ができたら、看護師長との直接対決です。
あの手この手を使ってくる敵(もちろん師長です)をうまく攻略する方法をまとめました。

 

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退職の申し出は、切り出し方に注意!

「退職したいと思っているんですが……」

まず、この切り出しは絶対にダメです。

 

退職の申し出は「退職したいんですけど許可していただけますか?」という交渉の場ではありません。「退職します」「何があっても退職するゼ」という意思表示の場です。

なので、開口一番は「〇月〇日付けで退職します」です。落ち着いてそう言いましょう。

おそらく師長は度肝を抜かれます。
これまでは「退職したいと思っているんですが……」という切り出し方しか経験してないでしょうから、このような「退職宣言」には言葉を失うはずです。

が、鬼の気力を取り戻した師長は、「いや、退職します、って。ナニ勝手なことを!」と、こん棒を振り上げるでしょう。
しかし、ココで落ち着きを失ってはいけません。
看護師が退職を申し出るのは「勝手なこと」ではありません。そのために、まずルールを確認したはずです。

就業規則に「退職は師長の許可が必要」とか「就職後〇年は退職できない」とか「次の人が決まらないと退職できない」とか書いてありましたか?
そういう記載はないはずです。
さらに、就業規則よりも「民法」が優先されるため、正確に言えば2週間前に申し出れば退職可能です(有期雇用は除く)。

退職の申し出で「勝手なこと」を言い出すのは、むしろ師長のほうです。
就業規則だけでなく「民法」や「労働基準法」でしっかり知恵をつけて、師長のたわごとに惑わされないようにしましょう。

「退職したいと思っているのですが……」と同じく、「退職の相談をー」「退職させていただきたいのですが」もすべて禁句、NGです。
こん棒が脳天に突き刺さろうとも「退職します」と、語尾までハッキリ伝えましょう。

 

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「人が足りないからムリ」と言われたら

コレです。情に厚い人はこの言葉で「あー、やっぱり自分が辞めるとみんなに迷惑が……」と萎えてしまうのです。

「あなたが辞めるとほかの看護師がー」というのも引き止めの常套句です。

が、この問いに答える必要はありません。

欠員が出たらどうするか、は管理職、つまり看護師長の仕事です。
「そこは、師長さん。あなたの腕の見せ所ではないですか。私にどうすることもできませんよ」と、心の中でつぶやいて(心の中ですぞ!)菩薩のように静かな微笑みでお返ししましょう。

 

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「なぜ、退職したいの?」と言われたら

退職の理由は必ず聞かれること。
「家庭の事情」など、やむを得ない事情を作るのが「引き止めを回避するセオリー」です。

が、これは敵も「ははーん、ウソだな。大ウソだな」と察しがついています。
日頃どんなにボサーっとしている師長でも、そういう力だけはあるのです。

そこで逆張りです! 勝負師こそ逆張り、ホントの理由をぶつけてみましょう。
なまじウソをついてオタオタするくらいなら、ホントの理由を言うほうが「や、やるなコイツ」と思わせるはずです。

「人間関係がしんどい」「目標とする先輩や上司がいない」「シフトや超過勤務への不満がある」「給料が安い」 これらは、普通は「言うべきではない」退職理由ですが、ホントのことだからこそ相手に与えるダメージは絶大です。

 

が!大事なのはこの先。

上記の不満があっても、それをまわりのせいにして「退職」というのでは、鬼は黙ってはいません。
「ナニ舐めたこと言ってんの、ゴラァ!」
と再びこん棒を振り上げるでしょう。

その前に、
「自分にも原因や努力が足りない点があると思います。今の自分には環境を変えるチャンスが必要だと判断しました」
とめちゃくちゃ清々しく答えましょう。

おそらく鬼は「慎重に考えるべき」とか「今はそのときではないー」とか返してくるでしょう。
が、「今がチャンスなんです」「チャンスを逃しなくない」「チャンスを潰されたくない」
と、ボルテージを上げつつ、「師長、人のチャンス潰す気ですか?だからこの職場は……」と、心の中でつぶやきましょう(心の中で、ですよ!

 

「チャンス」という、看護師長が遠い昔に忘れ去った眩しすぎる言葉を連呼すれば、「ああ、もう私の手には負えないわ……」となるはずです。

さ、鬼の息の根を止めるまで、あと一息です。

 

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「辞めてどうするの?」と言われたら

「チャンス!チャンス!」と連呼しておきながら、「いや、この先のことはまだ何もー」では、鬼は息を吹き返してきます。

すぐに転職する予定が立っていない人も、「どんな分野に」「いつ頃を目途に」といった話ができるように(仮)の準備をしておきましょう。

繰り返しますが、「ん?コイツ、ウソ言ってね?」の嗅覚だけは侮れない師長です。

それが師長というものです。

 

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看護師長の引き止め攻略法 まとめ

巷にあふれる退職交渉の定番のノウハウが、必ずしも自分の戦い方に合うとは限りません。

私は看護師長時代に多くの退職希望者と話をしてきましたが、とってつけたような理由やウソは、聞いていても気持ちのいいものではありませんでした。

なにより「ウソ」は不満を解消しません。
ホントの退職理由を人のせいにすることなく、ちゃんと伝えることができれば、次のチャンスに生かすことができるでしょう。

看護師長の引き止めに屈することなく自分のチャンスをつかむ!健闘を祈ります。

 

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